英文解釈のサンプルプラン

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「もう少し具体的な勉強プランを示してほしい」という声が寄せられたので、私見として時系列に沿った参考書のチョイスを提示することとした。

これまでにも述べた通り、「どの本を選ぶか」よりも「どのように勉強するか」のほうが上位概念であるので、「使い方」のほうにより気を配って欲しい。

 

英文解釈の場合、自分の読みの正確さを客観的に検証する必要があることから、和訳を書き起こした上で正答と照らし合わせることをおすすめする。

 

管理人は、英文解釈は英文読解の根幹であり、長文問題での演習などより先に取り組むべきだと考えている。以下に挙げる本などに順を追って取り組み、入試レベルの英文の意味を正確に解釈できるようになるべきである。ポピュラーな本を中心に管理人の考える難易度順に列挙していく。

 

個人的な見解を分かりやすく示すため、以下のようにランク付けさせていただく。

★★★:強くおすすめしたい

★★:おすすめ

★:必要に応じて

 

高校入試レベル~高校中級レベル

★★★ビジュアル英文解釈PartⅠ

この本で和訳の練習に取り組む。35題程度の長文があり、それぞれに伊藤氏の講義調の解説がついている。使用期間は2ヶ月程度が好ましいだろう。初心者が悩む「意訳」などの問題について、随所に筆者の見解が示されている。

難点は、英文が長いこと。これに耐え切れない人は以下の本などを使用するとよい。ただし、これはあくまで次善策である。

 

★入門英文解釈の技術70

 

高校初級~中級レベル

★基礎英文解釈の技術100

これは必要に応じて。次の基礎英文問題精講はぜひ使ってもらいたいものの、ビジュアル英文解釈PartⅠから一足飛びに移行できない場合に用いるとよい。

 

高校中級レベル~センター試験・2次試験易しめレベル

★★★基礎英文問題精講

管理人はかなりの良書であると考えている。入試英文を正しく読むために必須の「構文」を数を絞った上で(ある程度)体系的にまとめている、といった趣き。

数センテンスの英文が100程度あり、それらで和訳の練習をひたすら行う。使用期間は3ヶ月弱くらいであろう。

この本を終わらせたことで、読める英文の幅が一気に広がったと思う。というのも、長文読解の問題集は入試問題を流用したものである場合が多いからだ。この経験から、ここまでの本を終わらせた上で長文読解のことを考えるべきであると管理人は考えている。ここまでは、余計なことを考えず、解釈の練習に取り組んでほしい。

 

勉強のペースとしては、この「基礎英文問題精講」までを一般的には高2の前半までに終えることができればよいと思う。英語を得点源にしたい人は高1で終わっていると楽であろう。

 

センター試験レベル~2次試験難レベル

ここからは、適宜自分の好みで選ぶとよいと思う。難関大を受験するのなら何か1冊か2冊はやっておくのが無難だろう。

また、長文読解の練習をある程度積んでから、こちらの解釈練習に戻ってきてもよい。(おそらく、解釈だけを何ヶ月もやり続けるのは精神的に辛い。)

 

★★英文解釈の技術100

 

★★ポレポレ英文読解プロセス50

 

★★ビジュアル英文解釈PartⅡ

 

★英文解釈教室

 

★英文読解の透視図

 

 

この記事で紹介した問題集は、あくまでひとつの例として列挙したものである。他にも使えそうな本は多くあるので、上のメールフォームから①本の正式名称、②出版社名③使用目的を記したメッセージをいただければ、私の意見も述べていきたいと思う。書店で一般に手に入る本(学校経由でしか売っていないものは不可)であれば、極力対応したい。




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以下が指定教材です。受験常識の基礎をきちんと学習できます。この教材を補完するように記事を書いていく方針です。

18件のコメント

  • しゆ

    ①英文読解 スマートリーディング LESSON BOOK

    ②アルク

    ③読解の基礎総ざらいのため。最近発見したのですが、個人的にはけっこう良さげかなと思いました。自分は使う予定はありませんが・・・。デザインが特に気に入っています。主旨とずれてはいますが、評価のほどよろしくお願いします。

  • admin

    面白そうな本だと思います。

    問題集と言うよりは、「実況中継シリーズ」のような読み物としての傾向が強いように感じられます。

    上のプランのどこかに割りこませる形で使ってもいいかもしれません。

  • しゆ

    そうですね完全な読み物でした。

    上級編もあるみたいなので上手く活用できればいいですね。

    アルクは、けっこうキムタツ先生著のものが多いのでこの本は目立たないんでわかりにくい!

    返信ありがとうございました。

  • sabaku

    和訳して添削した後はどういうふうに復習すれば良いですか?

    音読などは必要でしょうか?

  • admin

    英文の中の構文を意識しながら音読、といった感じがいいと思います(少なくとも私はそうしていました)。

    例えば多くの人が定期テスト前にやっているような、「和訳だけを必死で覚える」といった復習は行っても意味がありません。覚えるべきは構文とその訳の「組み合わせ」や、英文そのもの、です。

    目先の点数を少しよくしようとするよりも、虚飾をせずに志望校の入試で使える知識・技術を身につけることを考えたほうがいいのは言うまでもありません。

  • sabaku

    返信ありがとうございます。

    構文をしっかりと理解し、すぐに頭の中で見抜けるよう訓練していきます!

  • milk

    英単語について質問です。
    私は中高一貫校に通う中学三年生です。
    私はVITAL3000とVITAL4500という単語帳を覚えました。
    次に使う単語帳として鉄緑会の鉄壁を購入しようかと思っています。
    この単語帳を覚えれば、東大の試験に出てくる単語に関しては十分でしょうか。また、学校ではユメタン①を使っています。鉄壁を使うよりも、自主的に購入してユメタン②、③とおぼえていった方がいいのでしょうか。意見をお願いします。

  • admin

    はい。学校が将来的にそれらを指定してくるなら、同じものに揃えたほうがよいと思います。

    単語や文法にはあまり時間を割きたくないので、学校と逆をいく必要はありません。

    ちなみに、「鉄壁」ですが、東大対策としてはオーバーワークではないかと思います。時間的に余裕がある場合に使いましょう。私は2次の英語は8割程度の得点でしたが、単語についてはここまで深掘りしていませんでした。この程度の得点でよいなら、あえて使う必要はないと思います。

  • Milk

    返信ありがとうございます。
    ありがとうございます!

  • yuuuuu

    英文問題精講とポレポレってどっちから先にやった方がいいですかね?
    どっちが難易度高いですか?
    今学校の宿題で出てるので英文問題精講からやってますが

    あと長文読解の話になるんですけど
    今高2なんですが
    最近の模試の長文が読めません
    進研程度なら読めますが

    英語長文問題精講もやってるのですが
    試験になるとダメです
    何か対策はありますかね?難しい質問だと思いますがすいません

    あと模試の時間がたらないのは
    やはり速読英単語などを
    音読して速読を身につけたほうがよいのでしょうか?

  • yuuuuu

    すいません英文問題精講ではなく基礎英文問題精講でした。

  • admin

    記事に書いてあるとおり「基礎英文問題精講」が先です。

    模試などでの対応力を身につけるには、英文解釈のあとに読解(速読)練習を行う必要があります。しかし、いきなり英文読解をやっても意味がありません。あせらずに解釈をやってください。読解に移る前にどの程度の解釈を行っておくべきかは、この記事の中に書いてあります。

    読解練習については以下の記事を参考にしてください。
    英文読解のサンプルプラン

  • yuuuuu

    かいてありました。すいません。

  • sabaku

    自分の和訳を添削する時に参考書に書いてある書き方そのままでなかったら自分のものを直す傾向があるのですが、文構造が取れてたら、自分の和訳を直さなくてもいいですか?
    やはり、参考書の和訳が上手なので(言い回しなど)どの位の範囲が許容なのかを悩むことがあります。
    添削時に気をつける点について少し教えてくれると嬉しいです。

  • admin

    どの程度厳しく添削すればよいかは、『ビジュアル英文解釈』に書いてあることを参考にしていました。

    私はこの本の著者の感覚に近づけようと努力していましたが、模試などでも(たぶん本番も)減点されたことはほとんどありませんでした。

    同じことが書かれていても、個人によって受け取り方は変わってきます。言葉にできないこういった「ゆらぎ」の部分を微調整していくのが勉強であるとも言えます。

  • sabaku

    返信ありがとうございます。
    文と文のつなぎ方や単語の文脈による訳し方の工夫などを僕も著者に近づける努力をします。
    しかし文の構造を取ることを1番に考え、取れていたら今までより緩めに添削をします。
    ありがとうございました!

  • Roku

    ビジュアル英文解釈の使い方についてなのですが、章に一つ長文がありますよね?
    その長文の訳を紙に書き、解釈のズレを解説を見て判断するって形でいいですか?

  • admin

    はい。そのやり方で十分です。

    大事なのは解説をどれくらい深く読めるかです。それによって添削の甘さ、厳しさが変わってきます。

    深読みするためには何回も繰り返して読む必要がありますが、どれくらい繰り返すかについては、それぞれの方が自分の学力に合わせて裁量を入れることになります。

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