復習が必要な理由

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管理人はこのサイトで、「復習」という言葉をさも当たり前であるかのように使っている。

周りの人間や和田秀樹氏が「復習は大事」というからではなく、その重要性を心底信じているから、徹底的な復習を実際に行えたのである。

ここでは、読者が「信じる」に至る助けとして、復習が極めて有益な勉強であることを理屈っぽく説明してみようと思う。

 

記憶のメカニズムの概説

まずは以下の画像を見ていただきたい。ものを覚えるときに脳の中で起こっていることを、単純化したモデルである。

理屈の前に、上の絵のそれぞれのパーツを説明しておく。

A,B,C,D,Eと英数字が振ってあるものは神経細胞の模式図である。大まかに見ると、情報は右から左に流れていくこととなる。

Aの細胞は外部からの入力を受け取り、B→C→D→A→B→・・・と情報が伝わっていく。

例えばCだけは二股に分かれていて、支線は確率p(1%とか2%と考えてもらいたい)でEにシグナルを伝える。

もしEにシグナルが伝わったらそれがいわゆる長期記憶となる。これが我々の目指すべきゴールである。

 

ポイントを箇条書きにすると、

  1. 長期記憶になる前に、環状ネットワークというワンクッションがあること
  2. 環状サイクルでは次の細胞に伝わるごとにシグナルが減衰すること(回路には抵抗がある)
  3. CからEへは低確率でしかシグナルが伝わらないこと

ということになる。

 

ポイント1から分かること

ポイント1から分かることは、①外部からの入力のあと単線で直接長期記憶となるわけではないこと、②サイクルを回っている間は「覚えた、長期記憶になった」と勘違いされがちであること、の2点である。

まず、①についてであるが、これによって「がんばっているのに覚えられない」とか「初めは難しいと思っていたが、いつのまにか簡単に見えるようになった」などといった現象が説明できる。

入力があったあとに、頭の中でそれが反響している状態が、記憶のためには必要なのである。つまり、ある程度入力したら、頭の中でそれがこだまするのをおとなしく待つという作業が大事だということ。今やったものを今長期記憶にすることは不可能。

1週間先のテストに向けて猛勉強したとしても、それが長期的にはあまり意味をもたないこともこのことから説明できる。

つまり、計画・目標設定は長期のものほど有効であると言える。

 

②は管理人が「解けた問題も復習する」ことを推奨している理由である。

本当に長期記憶になったのかどうかは、短期的には覚えている本人にすら分からない(分かるのは数ヶ月先であろう)。

どれを覚えていてどれを覚えていないかということを選り分ける作業は手間がかかること、復習にはそこまでのコストがかからないことから、広域に復習してしまうことを推奨している。

 

ポイント2と3から分かること

回路には抵抗があるから、環状サイクルはいつか止まってしまう。

CからEに入る確率は極めて低いので、サイクルが回っている間にEに到達しない場合は多々ある。これがAへの入力回数(=復習回数)を増やさなければならない直接的な理由。特に補足する必要はないと思う。

以上が、管理人の理解している復習のメカニズムである。読者が決しておもしろいとはいえない復習に手を伸ばすきっかけとなれば幸いである。

 

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2件のコメント

  • sabaku

    復習の大事さが図でかなり理解出来ました。

    特に問題が1度解けたとしてもそれが長期記憶になってない可能性があるのでその問題も復習する必要があるというのが、僕にとってとてもためになる情報でした!

    また、もっと復習に力を入れるべきだと感じました。

  • admin

    頭ごなしに指示された場合にやってみようと思わない人も多数いると思われるので書いてみました。

    復習法の記事とともに、このサイトの隠れたメインコンテンツです。

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